2021/02/27 01:25
みなさんは、コーヒー焙煎豆の保存、どうされていますか?
常温 or 冷凍庫? ジップ付き保存袋や、オシャレな容器を使ってる??
ネットでもたくさんの情報が出てきますが、よく聞かれる質問の一つですね。
少しでも長く美味しいコーヒーを楽しんで頂くために、今日は私たちの考えをご紹介します。
私たちはコーヒー屋なので、自分たちが飲むコーヒーは、その都度、使う分だけ豆を焙煎します。
うん、これはコーヒー屋さんの特権ですね(笑)
お客様にコーヒー豆の保存方法を聞かれたときは、
「遮光・密閉容器に入れて、冷暗所で保存して下さい」と答えます。
冷暗所(温度20度以下の所)に保管すれば、珈琲豆の状態なら焙煎から一か月経っても、一応まだ美味しく頂けるのではないかと思います。
もちろん本当は、できる限り早く(できれば2週間以内に)飲み切って欲しい所ですが。。。
しかし! 粉に挽いたコーヒーを買われている方や、豆の状態でも止むを得ず大容量で購入されてしまった場合は、しっかりと密閉して冷凍庫に保管してください。
※コーヒーの粉は豆の状態と比べ表面積が格段に増えることで、劣化のスピードがかなり早くなってしまいます。
一般家庭用の冷凍庫ならば、温度設定や冷凍庫の使用状況によって違いはあるかと思いますが、少なくとも3、4ヶ月くらいは保存できるのではないでしょうか。
ただし、あまり長期間保管すると、冷凍やけを起こして品質が劣化します。
使うときは、冷凍庫から出して、そのままミルですぐに挽いて抽出!
水分をほとんど含まない焙煎豆は、カチカチに凍ったりしないのですぐ使えます。
逆に常温に出して時間が経ってしまうと、あっという間に結露して、非常に残念な味になってしまうのです。
ご注意を!!
湿気はコーヒー豆の大敵!!!!
使う分を素早く取り出して、残った珈琲豆(粉の場合も)は結露する前に、素早く冷凍庫に戻しましょう!
いつも使う分ずつ、小分けしておくのも良いですね!
できるだけ出し入れせずに、いちど冷凍庫に入れたら使う時までずっと入れておく方がいいと思います。
ちなみに冷蔵庫だと、湿気問題に加え、コーヒー豆が他の食品の匂いを吸収してしまうので、必ず冷凍庫へ保管しましょうね!
ということで、保存方法のまとめです↓
✴︎基本的にコーヒーは、豆の状態で密封して冷暗所にて常温保存。
✴︎どうしても粉の状態、もしくは大量に買ってしまった場合は密封(できれば小分けも)して冷凍庫へ。
✴︎いずれにせよ、新鮮なうちに早めに飲む!
油分を豊富に含むコーヒー豆は、生鮮食品と同じだと私たちは考えます。
時間が経ちすぎた油は、あまり摂りたくありませんよね?
皆さまの、美味しく健やかなコーヒーlifeのために、少しでもお役に立てますように★
#焙煎豆の保存 #湿気対策 #酸化を防ぐ